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フィンランド旅行記(2) [旅の雑感]

 Saariselkaでの2日目は今回の旅の本格的な活動開始の日。午前中は村の散策。この村は主な建物すべてが徒歩圏内にあるとのこと。1キロメートルほどの長さの道路を挟んで、両側にホテル、土産物店、レストラン、観光会社、スーパー・マーケット、衣料品店などが並ぶ。住民の数は300人余りだそう。村には保育園はあるが、学校はなく学童たちはバスで隣町に通学しているとのこと。教会はあるものの、病院、消防署、警察署などの公共施設も隣町に頼っているらしい。そんなとても小さな村のため、30分も歩くと村の一方の端から他方の端まで辿り着いてしまうくらい。
 路面の積雪および凍結のため、滑らないようにとぼとぼとゆっくりとした足の運びで村を散歩した。ただ一軒しかないスーパー・マーケットには食品を中心にして雑貨や工具など生活に必要なほとんどの品物が揃っていた。観光会社は現地でのガイドツアーの運営やその活動に必要な道具のレンタルを生業にしている。そのほかにはホテルやレストランなどが多くあり、この村が観光業で成り立っていることが分かる。観光業しかないと言ってもいいかもしれない。
 午後はLapland Safaris社が運営するショートスキー体験ツアーに参加。およそ3時間のガイド付きツアーで料金は90ユーロ。ガイドの説明を聞きながら誰の足跡も付いていない雪面に足を踏み入れ、広大なツンドラの白銀の世界を歩き滑る。途中で小屋に立ち寄り、火を起こして暖を取りガイドが用意してくれたホットベリージュースとスナックで心安らぐ時間を過ごした。ツアーが終わるころには太陽は地平線に沈んでしまい、淡い色の夕暮れの風景を眺めた。その頃には気温はなんと氷点下37度にも下がっていて、前夜に体験した人生で最も低温環境の記録をさらに更新した。カメラはバッテリーが冷え切ってしまって機能しなくなったため、ツアー後半に見た素晴らしい自然風景は写真に残すことができず脳裏に刻み込むことにした。北極圏の地はなんとも凄まじい場所だ。冷え切った身体を早く温めたくて、ホテルの玄関までのおよそ100メートルは心なしか急ぎ足だった。
(2019年2月4日)

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